AREA 021
Featuring AlphaScript

STEP 4 数値

 

AlphaScript では、いろいろな動作を数値による計算で実現します。  また、全ての数値を実数(小数点以下を含む値)として扱います。 

これは、「きほん」の字でいえば、「き」の1画目ぐらい大事です。  でも、数値の記述のしかたは数学と同じなので、覚えるのは簡単です。

というか、普通に数字を書けば、その数がそのまま認識されます。  "1" と書けば 1 になりますし、"-123" と書けばマイナス 123 になります。  ただ、整数も正体は実数なので、値としては 1.0, -123.0 と書いたほうが正確かもしれません。  小数の書き方も普通に 0.5 や 1.25 のように書くだけです。 

小数点以下の値が無ければ、省略してしまって構いませんが、 実数として扱う値がたまたま整数の値になる場合は、明示的に .0 を付けたほうがわかりやすいです。 (ゼロからはじまって 0.5 ずつ増える値を並べたとき 0, 0.5, 1, 1.5 ... と書くと、ちょっと違和感がありますよね?)

正の値に + を付けたり、01 や 100.000 のように前と後ろにゼロを付けても、 それが無視されるだけでエラーにはなりません。  ただし、小数点の前後には必ず数字が必要です。  他のプログラミング言語では、0.5 を .5 とか書けたりしますが、AlphaScript ではエラーになります。


実数の注意点

パソコンで処理される実数には、ひとつ問題があります。  それは、計算をしたときの結果が、数学で求められるものとは異なる場合がある、という点です。

その原因としては、あまりにも小さい単位の数は無視(切り捨て)されることが挙げられますが、 これはそういう数値を扱わなければ問題にはなりません。

しかし、実はもうひとつ、別の原因によって結果が変わることがあります。  細かな説明は省きますが、例えば「 0.5 」と「 1.5 から 1.0 を引いた数」は数学では等しいです。  これをPC上で計算すると、ほーーーーんの少しだけ数値がずれてしまう場合があるのです。 (上記の場合、後者が 0.500000000001 のようになるかもしれません)

これは(おそらく)避けられない問題なので、とりあえずそういうものだと思っておいてください。  小数点以下が無い数値のみの計算では、このような問題は発生しませんのでご安心ください。


数値の世界の果て

あと、数値には上限値というのがあり、その範囲外(大き過ぎるか小さ過ぎる)の数値は扱えません。  その値は、実数(小数点以下も存在する)なら ±1.7976931348623157E308 で、 整数として扱うとき(小数点以下のない数に変換して使う場合)は -2147483648 〜 2147483647 です。

といっても、あんまりよくわからないと思います。(作者もよくわかりません(笑))  まあ要するに、ものすご〜く大きな範囲ということです。  この範囲を超えると「無限」という値として扱われたり、数値を文字として表示できなくなったりしますが、 同じ数に何回も掛け算をするなど、無茶なことをしなければ関係ないです。

スクリプト中に記述する数値も、大き過ぎる/細か過ぎる桁が書かれたらエラーとなります。  他には、実数を出力(画面に表示)するときは小数第5位までしか考慮されないなんていう制限もあったりしますが・・・これもあんまり関係ないでしょう。  というわけで、あんまり考えなくても良いような制約については書かない方針にしたいと思います。(笑)

 

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